アイドロッパー・インキ止めとは?

万年筆にはさまざまなインクを入れる方式があります。

近年のものは手っ取り早く言えば、

カートリッジを使うもの

ボトルインクにつけてから操作してインクを吸入するもの

カートリッジの代わりに吸入器(コンバーター)を取り付けることで両方に対応するもの

の三つです。

しかし、昔の万年筆にはペンにインクを吸入する機構がついていないうえ、カートリッジにも対応しない製品がありました。

そういったものは、スポイトで直接軸にインクを入れます。こういったものがアイドロッパーです。

しかし、インクトラブルも多いです。当時の万年筆のインク漏れを防ぐ力は弱いため、今よりインクが漏れやすいうえ、軸全体がインクタンクになっているため(このためかなりのインクを入れることのできる利点もある)、手の温度で空気があったまり、インクが押し出され漏れやすくなります。

そのため、アイドロッパーを改良し、インキ止め機構がつくられました。

軸の内部に棒を入れておき、使わないときはペン先にインクがながれないようにすることで、インク漏れを防止するものです。

棒を中に通すため、軸の棒を差している穴からインクが漏れないように穴にはコルクなどのシール材を用いて防水されています。

しかしこのコルクが劣化するとインクが漏れてきますし、修理できるかたも少ないのが現状です。

インキ止めについては、下記のページでも紹介しています

http://open-way.cocolog-nifty.com/fountainpen/2009/11/post-d978.html

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