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2010年1月 7日 (木)

アンティークの愉しみ

Dsc02391

以前紹介しました、メントモアの万年筆

非常に古いもので、1920年代からということも以前書いたとおりです。

前の記事でも若干、書いてはいましたが、久しぶりにこの万年筆を出してみて、想う事があったので、少し記事にしなおしてみたいと思います。

アンティークな万年筆は、本当に使いづらい点もたくさんあります。

ペン芯の能力が弱く、書いている途中にボタ落ち。

ペンポイントの磨耗がひどい。

そしてボディにあたりや傷、へこみ、腐食などは当たり前のようにあります。

誰か使ったのかわからないというのも現代には少し引かれてしまうことかもしれませんね。

ただ、この万年筆を持って書く、つまりペンと紙とインクと会話しているうちに、アンティークのよさがわかってくるような気がします。

ぼろぼろのペン先から生まれる文字は、味わい深くときに感動的ではないでしょうか。

そしてこのペンの過去、今までの歴史を思い起こす時、大袈裟に言えば世界を新しい目線で見られるような、そんな気すらするのです。

特に歴史(私の場合は日本史)の勉強をしているときなどは、このペンにとっての日々が、教科書になっているとおもうと感無量です。

たくさんの出来事を乗り越えて、私のところに来た万年筆。意味がないわけはありません。

だからこそゆっくり使って、味わいを感じ取りたいと思います。アンティークな万年筆には、そんな楽しみ方があるのではないかなと思い記事にしました。

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コメント

メントモアの万年筆ですか…
それは置いといて、確かに、魅力がありますよね。
傷1つ1つにも想いがあると思うと、本当に素晴らしく感じますね。

でも、私はそういう想いが残っている物が嫌いなので、塩漬けにしてしまいます。
勿体無いかもしれませんが、もしその想いが念だったら嫌なので、そうしています。
って言うかする予定です。私には資金など無いので。

正直な気持ちで書くと、欲しい!
こんなに魅力的な一品を、高校生が持っているなんて!
まあ、私も地球マークのプラチナを…なんでもありません。

投稿: 金属男 | 2010年1月 7日 (木) 20時36分

>>金属男さん

アンティークのものは本当に魅力がありますね。
ただ、確かに想いが残っているというのをマイナスにとらえることもできます。
念ということだけでなく、いつ壊れてしまうか、それこそ突然吸入できなくなってしまったり、大事なプリントにぼた落ち…なんてこともあるでしょう。
そういうことを全部含めて万年筆を愛でるのは難しいですし、そうできないのなら手を出さないほうがいいでしょう。
ただ金額的にいえば、アンティークな国産品などは…破格で手に入るのも事実です。

自分でも私の手元にこういったすばらしいペンが入ってくることには驚きです。
縁があって入ってきたものですからたくさん大事にしてやって、残していきたいと思います。

投稿: kouki | 2010年1月 8日 (金) 00時16分

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