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2009年9月29日 (火)

メントモアAuto-Flow

Dsc02100

今日は前回の定例会でいただいてきた、英国メントモア社の万年筆を紹介します。

Auto-Flowと呼ばれるモデルのようで、1920~30年代の万年筆です。

私の持っているペンの中でずば抜けて古いものとなります。

ペン先は14Kですが刻印は薄れてきていて非常に読みづらい…

また軸やクリップにも傷が多いです。

インク吸入方式はボタンフィラーということで、尻軸をはずしてボタンを押して離すと吸入できます。

黒いエボナイトの軸とキャップには細かな模様が掘り込まれていて、これまたはまります。

時折、木のように見えるときもあります。エボナイトはエボニー(黒檀)に似ているとつけられた名前であることを考えれば当然かもしれません。

これをいただいてきたのは、ペン先がリチップで若干難があるから。しかし、十分当時の書き味をうかがい知ることができるペンです。

古いペンなので、インク漏れや傷など問題もありますが、このペンが私の手元に届くまでどんな風に世界中を飛び回っていたのか。

そしてこのペン先はいったい何を写してきたのか。そんな風に考える時間が楽しくて、毎日持ち歩いて使っています。

ビンテージペンの喜びのひとつはきっとこういうことなのでしょう。

もちろん独特の書き味に惚れる人も多いですが。

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コメント

失礼します。
出たな~、『どんよりポイント』。何で『どんより』かと言うと…?
koukiさんに見せて貰いました。ペンポイントが「いびつ」なのですよ。あの書き味の良さに対してね。
あのポイントは、もう見たくありません。テンションが下がってしまう(涙)。
でも、書き心地は良かった。

投稿: 蓮覇@国産LOVER | 2009年9月30日 (水) 00時25分

>>蓮覇@国産LOVERさん

コメント有難うございます。
そうですね、『どんよりポイント』と呼ぶことにしましょう!
すごい形になってしまっていますよね。うーん、これもこのペンの歴史として味と思うしかありません…
基本的には書きいいペンなので普通に使ってみています。

またポイント、お見せしましょう!(笑

投稿: kouki | 2009年9月30日 (水) 00時38分

こんにちは。

写真をみて、一瞬、オノトかと思いました。
現代の万年筆にはない、レトロな雰囲気が良い感じですね。

投稿: 糸口茉路 | 2009年9月30日 (水) 07時31分

>>糸口茉路さん

確かにオノトのようにも見えますね。
現代万年筆は完璧に作りこまれているものもあり、細部まではっとする美しさがありますが、このように古いものは細かなズレも多いですが、愛情を持てるペンです。
歴史の重みを感じます。

投稿: kouki | 2009年9月30日 (水) 23時48分

こんばんは
元祖オノト、丸善アテナという感じでいいですね。これからも色々な筆記具を使用して感想など情報発信してください。

投稿: stationery | 2009年10月 1日 (木) 21時14分

>>stationeryさん

コメントありがとうございます。
最近はWagnerの方々から様々なものを見せていただいたり、自分のコレクションも徐々に種類が増えてきていて、いろいろな筆記具と出会います。
すべていいところがあって、どれもすばらしいなと感じます。これからもいろいろ持ってみて経験を増やしたいと思います。

投稿: kouki | 2009年10月 2日 (金) 00時02分

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