100円で空飛ぶ書き味へ!【Bnib】
ある重要な人から頼まれる予定だった万年筆調整はまだです。
予告しましたが、延期します。(なんでも、見つからないとか…)
100円ショップにある万年筆です。鉄ペンでヨーロッパ互換カートリッジ使用。
4本買ってきた理由はもちろん!
1本評価用 3本生贄!
今日は1本を改造してしまいます。
さて、今回作るのはBニブ。太字のすべるような書き味を実現しましょー。
まず、ペン芯とペン先を取り外します。そして、ペン芯の隙間を#10000ですりすり。
そしたらペン先の加工をスタート。
裏面を#600でごしごし。。。
ざらざらに仕上げます。(右写真)
そして隙間ゲージでスリットを開いた上、スリットを#10000で広げます。
さて、ここまで来たら本体にペン先とペン芯を差し込みます。
いよいよペンポイントをいじるときが…
ペンポイントに面を作る気持ちで、思いっきり削っちゃいます!
#600→#1000→#2000の順序で思いっきり削り、最後に8の字旋回を行い、完成!
こんな感じに仕上がりました。
安い万年筆はペンポイントが極端に小さいので、これ以上削ってしまったら地金が見えてしまうでしょう。
この辺にしておきます。
さて、評価用の無調整と書き比べてみるとこんなにも違います。
おおお!!
これぞBニブ!(?)
どばどば~っとあふれるインクフロー。引っかかりも特に無く、安定してます。
意外に、普段使いに躍り出るかも?
この100均の万年筆改造。まだまだ続きます。
| 固定リンク
コメント